2015年7月14日火曜日

「からだを整える」ということ



私にとって、こころとからだを整えてくれるのは「ヨガ」ですが
思い起こせば、ここまで辿り着くのに右に曲がったり左に曲がったりと紆余曲折
でも、準備されていたようにいいタイミングで素晴らしいヨギーニと出会うことが
出来て、南インドのアシュラムで座学を学べたことが、私にとって大きな転機でした
私のヨガ人生に揺るぎがなくなりました
  *私の大大大好きな可愛い師匠 シータさん(寺崎由美子さん)
         シータさんのブログ  


ヨガでは、呼吸とともに、アサナと呼ばれるヨガのポーズをとっていきます
そして、ポーズのあとはシャバアサナ(屍のポーズ)でリラックス
深い呼吸を行いながらカラダの変化を静かに見つめていくのです
からだの中で変化しているところにフォーカスすること。
心が体とリンクしていくとともに、それは、心と体を切り離していく練習でもあります



ヨガを続けるということは、表面にある堅い殻(自分の思い込みとか)を
むいていくことから始まり、一枚一枚薄皮を削ぎ落としていくことで
真ん中の芯(自分)に辿り着こうとしている感じ・・
   いや・・もともとそこにいたんだけどね 
言葉で伝えるとかなりややこしいことになります




また、「人のからだを整える」というのが私の今のお仕事ですが
人はそれぞれ感覚が違うし、表現方法も伝え方も違う
そして、痛みが出ているところに気持ちが捕われてしまったら
心もつらくなり、いろいろなことが難しく感じてくる 



だから、「整えること」は心と心のつながりが大切になってきます
「治りたい」という気持ちと「改善してほしい」というお互いの気持ちが
つながっていくことからスタートできたらいいですね



共同作業で一緒に確認していきながら、言葉で伝え、視覚もあわせて
変化を感じていくこと
からだ全体は歯車のように繋がっているから、何かが変わると
それにともなって、少しずつ他の部分も変化していきます
その変化に気付いていくことで 自分がいい状態へと戻っていく
その作業の繰り返しです
*子供の頃は「ちちんぷいぷい!」で全ての痛みが飛んでいったのに
 大人になると残念ながらその魔法は効かないですね 
 頭もカラダもガチガチになってしまうから??



堅くなった皮を表面から一枚一枚削ぎ落としていく作業はヨガと似てます
心地よいからだへと整い始めると、いろいろやりたいことも
思いつくようになり、心も安定してきます



そして、不調が改善される度、一緒に喜びましょうね :−)
そのために私も日々努力します




      ヨガとカイロプラクティック
アプローチの方法は違っても、本来の自分に戻っていくことは同じ
少しずつ重〜いものを削ぎ落とし、軽いカラダの自分へ戻りながら
より自分らしい人生を・・と願わずにはいられません